H.Takashi
中小SIerにおいて2010年からSalesforceプラットフォーム開発に従事、Salesforce社のアプリコンテストやLightning Champion(現Platform Champion)制度、公式コミュニティ(SFDG Tokyo)に参画。2019年チームスピリットに入社後、自社製品の開発業務に携わる傍ら、Champion制度やコミュニティ活動を通じて情報発信を行う。趣味は旅行・ウォーキング(食べ歩き)
M.Takaaki
システム管理者としてSalesforceキャリアをスタート。その後導入コンサルタントとして数十社のSalesforce導入支援業務を経てチームスピリットに入社。カスタマーサクセスチームにてプレミアコンサルタントとして導入後のお客様の利活用の支援に携わる。社外では、2018年からSalesforce勉強会(Salesforce Saturday)の定期開催やDevelopers Summit2019への登壇など、積極的にSalesforceコミュニティ活動に参加。趣味は旅行、名所めぐり。
Salesforceコミュニティを通じた出会い
お二人が知り合ったきっかけを教えてください。
M.Takaaki
2018年東京ビッグサイトでSalesforceイベントがあったのですが、畑本さんが僕の知り合いと一緒に話していて。
H.Takashi
初めて会ったのはその時でしたね!コロナ前までは毎週のようにSalesforce社やパートナー企業でセミナーやワークショップが開催されていて、そこにお互いよく参加していたので顔を合わせる機会が多かったですよね。
M.Takaaki
2019年、畑本さんがLigtning Championとしてイベント(Salesforce World Tour Tokyo)に参加されましたよね。その時に畑本さんがチームスピリットに入社されたことを知ったんです。Ligtning Championパーカーは違う、すげーって(笑)

H.Takashi
Salesforceがせっかくバージョンアップしているのに、レガシーなまま使い続けるのはもったいないという気持ちがあって、エバンジェリスト(Trailblazer※1)として活動しています。
M.Takaaki
Salesforceコミュニティの世界で、有名どころの会社の方は沢山いてよくお会いするんですが、チームスピリットは社員数も少ないこともあって「チームスピリットと言えば畑本さん」になりつつあるのかなと。
H.Takashi
そう言ってもらえると嬉しいですが、プレッシャーですね・・・(笑)
M.Takaaki
何よりも2年間のSalesforceコミュニティでのお付き合いを経て、チームスピリットの社員として一緒に働けることが嬉しいですし、すごいことだなと思います。

↑ 中央が弊社 畑本
※1 Lightning Experienceの導入やアプリケーション開発における知見を惜しみなく活かした、先駆者(Trailblazer)として活躍されている方々。
チームスピリットでは、畑本さんはエンジニア、本橋さんはカスタマーサクセス/プレミアコンサルタントとして入社されていますが、Salesforceコミュニティにはどういう立場で参加されるのですか?
M.Takaaki
バックグラウンドとして、畑本さんはディベロッパー(Dev)で僕はアドミン(Admin)という役割に違いがあります。例えばゲームに例えると、畑本さん(Dev)はゲームを作る側で僕(Admin)は出来たゲームで遊ぶ側という感じです。ただSalesforceの面白いところは、遊ぶ側(Admin)が自分でカスタマイズして独自のゲームコースを作ることもできる点にあります。
H.Takashi
そうですね、そこがディベロッパーとアドミンの境界線を曖昧にしている所以かなと。Salesforceコミュニティに入ることで、アドミンは開発について学べますし、ディベロッパーはアドミンの方やユーザーが何を求めているのかを知ることができます。
M.Takaaki
役割は違いますが、Salesforceコミュニティでお互いに学び合えるからこそ、価値あるコミュニティとして機能しているのだと思います。
お二人が考える、Salesforceの面白さやメリットを教えてください。
M.Takaaki
一回覚えたらどの環境下でも使うことができ、普遍性があるシステムであることですね。あとは
Salesforceという共通軸を通じて、様々な会社の人と出会えて、繋がれることがとても楽しいです。
H.Takashi
そうですよね!10年前と比べると、Salesforceはとても学びやすいシステムになっています。TrailHeadなどで日本語ドキュメントや学習コンテンツも増えていますので、随分と進化しているなと思います。コミュニティ活動も活性化していますよね。
ディベロッパーの観点では、実はSalesforceはオンプレやAWSと比較すると作りにくいプラットフォームなのではないかと思います。そこには理由があって、完全にユーザーによるカスタマイズを前提としたものだからなんです。
M.Takaaki
僕も、ユーザー目線であることが他にはない魅力だと思っています。受託開発の世界では、以前はプログラミングやコーディングが主流でしたが、Salesforceなら標準的な機能でできることが多いので、ノンコーディングで構築することも可能です。
H.Takashi
仕事でお客様支援をしたり、Salesforce活用事例をコミュニティ活動で共有したりすることで、ユーザー目線ではとても使いやすいシステムだということに気づいて衝撃でした!それからは、ノンコーディングのカスタマイズももっとやってみたいと思えるようになりましたね。
M.Takaaki
Salesforceは年3回バージョンアップがありますが、開発してしまうとバージョンアップに追い付いていけないリスクが出てきます。
H.Takashi
まさに開発あるあるで、Platformは成長しても、アプリケーションにも手を入れないとレガシー化していくという問題ですよね。
M.Takaaki
そこをSalesforce標準機能を使えばプラットフォームの変化にアプリケーションも対応できることはユーザーにとってとても有難いことだと思います。
H.Takashi
Salesforceの標準機能で出来ることが増えると、アプリケーション側もPlatformの成長と共に、永久に進化し続けられるのはSalesforceならではのメリットですよね。

チームスピリットを選んだ理由
チームスピリットを知ったきっかけについて教えてください。
H.Takashi
チームスピリットを知ったのは、本当に偶然な出会いからで(笑)
大先輩である倉谷さん(※2)とDreamforceに行く飛行機で一緒だったんです。Salesforceプラットフォーム上のアプリケーションを自社開発している会社だと聞き可能性がありそうだなと思っていました。
M.Takaaki
入社前もTeamSpiritのユーザーだったので、毎日勤怠打刻をしていました。ユーザー目線でも、とてもいいサービスだなと思っていました。
※2 当社開発チームで現行製品TeamSpiritのエンジニアリングリード。

チームスピリットは自社開発している点について、お二人はどのような可能性を感じていますか?
H.Takashi
以前TeamSpiritを導入するお客様の支援をしたことがあって、お客様が「TeamSpiritが動かない」と言っていたんですよね。開発者からするとSalesforceのことなんですが、お客様からしたらTeamSpiritなんだとその時気づきました。それって、すごく誇らしいことだなと、今、社員になって思っています。
M.Takaaki
僕は前職では、主にSalesforceの営業支援システムを導入する仕事をしていました。導入して終わりという役割に物足りなさを感じていて、自社サービスを提供し、より良く使って頂く支援ができる、というカスタマーサクセスのプレミアコンサルタント(※3)に魅力を感じて入社しました。
H.Takashi
自社で開発したサービスをサブスクリプション型で提供していることがチームスピリットの魅力だと思います。お客様と自社、双方が成長し続けることができる最強のモデルだなと。
M.Takaaki
そうですよね!畑本さんは開発者としてより良いサービスを創る。僕はカスタマーサクセスとしてお客様を支援する。そこが分断ではなく繋がっていることが魅力ですし、すごく距離が近い。
H.Takashi
なるほど~。Salesforceコミュニティとの関係性と似ていますね!
※3 カスタマーサクセスチームにて導入後のお客様の利活用を支援するコンサルタントポジション。

お二人のチームスピリットへの入社理由や今のやりがいを教えてください。
M.Takaaki
Salesforceが好きで、その良さをどの分野で活かしていきたいかを考えた時、世界中の働く人に使ってもらえる可能性があること、「働き方」をアップデートすることに貢献できる製品であること、この2軸がハマったのがチームスピリットでした。
H.Takashi
会社で働いている限り、勤怠管理が不要な人はほぼいないので、Salesforceをもっと幅広く利用できるポテンシャルがあることにワクワクしますし、多くの人に実際に使って頂けることもやりがいになっています。
Salesforceがプラットフォームであるメリットはどこにあるのでしょうか?
M.Takaaki
Salescloudなど他のSalesforce機能を利用している会社はアドオンでTeamSpiritを活用してもらえることも、製品としての強みですね。
H.Takashi
グローバル規模で何万人も同時に使えるPlatformに対する信頼性と堅牢性がある点でしょうか。
M.Takaaki
レポート・ダッシュボードなど標準機能の活用方法はSFDC社が作ってくれているので、楽にカスタマイズできる点もメリットだと思っています。
例えば、人事の方が見たいデータがあったとして、Excelで作ると無駄な時間を使ってしまうところをSalesforceならちゃちゃっとできる、そういった感動をお伝えできるものだと思います。
ユーザーに成功体験ができたら、もっと活用しようというモチベーションを上げて頂けると思いますし、そこがカスタマーサクセスの役割なので、頑張ります!!

チームスピリットでのチャレンジ
今後、どんなことにチャレンジしたいですか?
H.Takashi
短期的にはTeamSpiritの新機能開発にもっと貢献して、お客様に新しい価値を届けていくこと。長期的には、システムで多様な働き方を実現できる新たな道を開拓していければいいなと思っています。Salesforceが進化するプラットフォームであるように、TeamSpiritも進化し続けることを信念として持ち続けていきたいです。
M.Takaaki
僕はまだ入社したばかりなので、業務系の知識をつけてプレミアコンサルタントとして貢献出来るようになること。そしてSalesforce知見を活かし、Salesforceを知らない社員が入社しても、即戦力として働けるような仕組みづくりに関わっていきたいです。
長期的には、より良い働き方ができる環境づくりにシステムで貢献することで、働き方改革を通じて日本を変えていきたいです!
H.Takashi
当社ではいわゆるゼネラリストとしての管理職だけでなく、スペシャリストとして管理職のキャリアパスも整備されました。スペシャリストとしてアジャイル開発などの知見も増やして、スキルアップができる環境があります。開発チームには一芸を持った仲間が沢山いるので、みんなに負けないように、Salesforceを活かして周囲に伝播していけるような存在になりたいです。

会社として、お二人の存在がとても心強いです!Salesforce知識を高めるコミュニティを醸成など、社内でワンチームとなれるハブになってもらえたら嬉しいです!