2021年4月13日/23日に開催した、採用イベント「創造しいチームスピリットな人たちの夜会。~経営者×QAエンジニア×CSコンサルタント×経営企画 がぶっちゃける、裏表のない”裏話”~」のレポートをお送りします。
今回のイベントはパネルディスカッション形式で行いました。モデレーターである代表 荻島による3人の社員たち(QAエンジニア生井、CSコンサルタント松田、経営企画 審)への質問の嵐、タイトル通りの”裏表のない”ディスカッションを繰り広げられました。

まずは、オフィス紹介からスタート!

コロナ禍で参加者の方にオフィスへお越し頂くことができないため、京橋のオフィス紹介からイベントが始まりました。

オフィス紹介の後は、早速モデレーターの荻島にマイクを渡して、パネルディスカッションを開始。

今回パネリストとして登壇した生井、松田、審は入社タイミングも役割も異なる社員たち。特にBtoB向けクラウドサービスを提供しているチームスピリットでは要となるメンバーです。

<バリューチェーンの中での役割>

<パネリストが入社したタイミング>

早速、パネルディスカッションがスタート!!

Ogishima

自己紹介として、皆さんの役割や業務内容を教えてください。

CS:Matsuda

2018年の上場から約半年のタイミングで入社しました。カスタマーサクセスマネージャーとして、契約更新やTeamSpiritの利活用促進を担当しています。
カスタマーサクセスは、契約後に利用を開始したお客様に対する業務全般をチームで役割分担しています。例えば新機能利用のサポート、顧客課題の発見や課題解決に向けたご提案、顧客の声を開発にフィードバックしてプロダクト改良に貢献することなど、業務範囲は多岐に渡ります。
最近は、新しい機能が出たにも関わらず一部のお客様がご存知でないこともあって情報の届け方が難しいなと思っています。お客様専用のポータルサイトでお知らせを出すなど工夫を凝らしているものの、実際にお客様から話を聞くと「知らなかった」ということもしばしば。「いかにお客様に情報を届けるか?」を考え続けていて、その結果として今期始めた施策の1つが「チムマガ」というメールマガジンの配信で、タイムリーに便利機能を伝えることができてきました。

QA:Namai

2017年9月に、QAエンジニアとして入社しました。”TeamSpirit EX“の品質保証のエンジニアをやっていて、今はエンジニアリングマネージャーもやらせてもらっています。
具体的には、品質保証はもちろん、プロダクトのテスト、開発のプロセス評価もやっています。またその開発プロセスが評価されたものが適切に管理されているか、テストや開発プロセスを良くすることもミッションですね。テストをするにしても、性能テストの自動化、開発されたものがきちんと動くかのテスト、バグが出ないように予めどうしておくかといった予防アプローチも重要です。

経営企画:Akira

2020年3月に入社したので、丸1年経ちました。前職ではメガバンクで営業をやっていました。
経営企画は本当に色々な仕事内容がありますが、一言で言うと社長の右腕として同じ視点で経営全般のことを考えるポジション。
経営戦略の立案、実行の現場サポート、経営管理、IRを含めた資本制作の立案・実行をやっています。

Ogishima

コロナ禍で在宅勤務メインになって1年以上経ちましたが、皆さんの在宅勤務状況はどうですか?

経営企画:Akira

2020年3月に入社してすぐにフルリモートでしたが、特に困ったことはなかったですね。今は週1回程度オフィスに来ています。

QA:Namai

在宅勤務は去年1月からやっています。最初はリモート移行に苦労したこともありましたが、在宅が基本となって、チームビルディングの点で課題が見えてきた感じです。

CS:Matsuda

チームスピリットで昨年在宅勤務が本格化したのは2020年4月でしたが、この1年でオフィスに来たのは今日で4回目です!
ちょうど4月は子供の環境も変わったタイミングだったんですが、在宅勤務にシフトできたことでうまくバランスをとれてありがたかったです。

Ogishima

なぜチームスピリットに入社してくれたのか?何を目指しているのか?
について、教えてください。

CS:Matsuda

転職の際、HRtechを中心に探していて、かつ顧客と接点が多く、長く関係構築をできる仕事をしたくてカスタマーサクセスに軸を絞っていたので、そこにぴったりとはまりました。
もう1つは、ミッション(すべての人を、創造する人に。)への共感とプロダクトがいいなと思ったことですね。いいプロダクトをより良く活用してもらえることに、自分が貢献できる仕事(=カスタマーサクセス)にやりがいがありそうだなと思いました。
また自分は「出来ない状態から出来る状態に導けること」にやりがいと感じるので、チームスピリットのカスタマーサクセスとして、楽しくやれているんだと思います。

QA:Namai

転職活動をしていた当初(2017年)は、QAエンジニアという職種がまだメジャーではなく、募集している会社があまりなかった中、チームスピリットはQAエンジニアポジションがあって、かつアジャイル開発スタイルだったことが決め手でした。
また、残業予測ができて上司から月中で声がけが出来るなど、いいプロダクトであることを肌感で理解できたことも大きかったですね。

経営企画:Akira

荻島さんに「一兆円の会社を目指したい、そのために力を貸してほしい」と言ってもらえたことが決め手でした!
前職は銀行にいて大きな仕事もしていましたが、より手触り感のある仕事をしたかったんです。40代になった時に事業を生み出せる人になりたいという目標があって、そこへの近道なのではないかと思いました。
もう1つは、社会課題を解決できるプロダクトであり、そこをミッションとして掲げていることにも共感しました。

Ogishima

「働くこと」ってどういうことだと考えていますか?

QA:Namai

働く時間を充実したものにしたい、退屈な仕事よりは、充実・成長できる仕事が大事だと思っています。その点、チームスピリットに入社してから、色々なチャレンジさせてもらえています。

経営企画:Akira

家族のためはもちろん、社会貢献がどうできるか?を意識しています。

CS:Matsuda

仕事をしている時間は人生で多いので、そこがつまらないのは本当にもったいないですし、仕事は楽しめたほうが良いと思っています。
また、生きている間に自分が介在した意味を仕事を通じて残したい、という思いがあります。

Ogishima

「やりがい」や「入社してみてのギャップ」があれば教えてください。

QA:Namai

チームスピリットはベンチャーで、色んなチャレンジができると聞いて入社しましたが、まったくもってその通りで(笑)
大企業であれば当たり前のようにあるものがなくて、イチからつくることが経験できたと思っています。イチからつくる経験ができたことで、QAエンジニアが担うミッションの中で「なぜこの仕事があるのか?」の背景を知ることができましたし、貴重な経験をさせてもらえたので、本当にベンチャー企業でした!(笑)

ギャップというか、ここ数年で大きくなろうとしているがゆえの変化になりますが。
上場前の2017年に入社して一番初めにやった仕事は、スクラムマスターとしてのチーム体制構築でした。今思えば、入社当初はこのように新しいことを始める時に「えいやっ」でやっていたんですが、今は「この話ならあの人と話したほうが早い」という、いい意味で組織化されつつあることで、動きやすくなったと思います。

CS:Matsuda

僕は上場して間もないタイミングで入社しました。恐らく社内もまだとっ散らかっているだろうなと思って入社したら、本当に予想通りでした(笑)
80名規模で既に社内で色々なSaaSを使っていて、目新しいものばかりだったことを覚えています。とは言え、入社当初は給与明細はまだ紙というアナログな部分もあって(笑)、今はweb化されたので進化していますね!

経営企画:Akira

僕は、上場してから1年以上経った2020年3月に入社しました。上場はしているものの、まだまだベンチャー企業で整っていないよと聞いて入りましたが、思っていた以上に色々あるなという印象でした。社内オリエンテーションやオンボーディングもあったので、この規模で手厚いなと正直びっくりしましたね。

Ogishima

皆さんから見て、会社の雰囲気ってどうですかね?

CS:Matsuda

ベンチャーにありがちな、「ウェーイ感」がない、僕はそこが好きなんですけど(笑)

経営企画:Akira

そうですね、大人な人が多い、自律しているかな。

QA:Namai

開発チームは若い人が結構いますね。

CS:Matsuda

カスタマーサクセスは30代が多くて、結婚している人も多いですし、名実ともに大人な人が多いですね。

Ogishima

温かいか/冷たいか、厳しいか/ゆるいか、楽しいか/つらいか でいうと?

CS:Matsuda

裏話しましょーか(笑)

QA:Namai

温かいか冷たいかで言うと、温かいですね。開発チームは特に仲間意識が強いので、仲間思いの、いい人が多いですね。
厳しいかゆるいかで言うと、事業会社であるがゆえの厳しさがあります。与えられたことや決まって降りてくるものばかりではないので、自分たちで全て決めたり、課題を特定して進めたりする難しさがあって、そこは厳しいですし、だからこそ成長につながると思います。

経営企画:Akira

厳しいかゆるいかで言うと、とにかく、自分に厳しい人が多い、ストイックといいますか(笑)

CS:Matsuda

本来は温かいメンバーが揃っていますが、リモートワークがメインになったことで、ミスコミュニケーションが生まれやすい状況にはなっていると思います。冷たく受け取られないように、より意識してコミュニケーションするように気を付けています。Slackで顔文字使うとか(笑)

経営企画:Akira

「!!」とか「~」とかを語尾につけるとかやりますね(笑)

Ogishima

温かい会社である一方で、厳しくありたいし、仕事が好きで楽しいと思える会社にしたいですね。

Ogishima

今のチームスピリットのフェーズだからこそ、困っていることや苦しんでいることは?

QA:Namai

チームスピリットはまだまだベンチャーですが、会社成長や製品進化が進めば進むほど製品に要求される水準が上がって、仕事のハードルも上がってきます。難しい仕事が増える分、どこを楽にするかを考えながら、仕事をするべきだと考えています。いい意味ですべてをゼロからやるのではなく、標準化したり先人に学んで活かせることは活かしたりする一方で、自分たちが今集中してやるべきこととのバランスが重要だと思っています。
今は、全部イチからからつくってしまう気質があるので、うまく巨人の肩に乗っていくこともしていきたいなと。ただ努力することが目的になってしまい、頑張ったけど成果が出せない組織ではいけないと思っています。

経営企画:Akira

これまでは戦略や経営管理の領域が役員の頭の中にあったんですが、そこを組織として大きくしている段階なので、生みの苦しみがあります。チームスピリット流のやり方を模索しながらやっているので苦労していますね。
足りないことは、めっちゃある!!

本当に1つずつやっていかなければならないことが山ほどありますが、そこがやりがいにもつながっています。逆に言うと、伸びしろがたくさんあるということですから。
伸びしろを楽しめる人じゃないとつらいかもしれないですね(笑)

でも全くのゼロではなく、伸びしろはあるし、楽しいけど、これまで創ってきたプロダクトと既存顧客という基盤の安定感があって、そこに支えられながらチャレンジできる環境は貴重なのではないでしょうか。

CS:Matsuda

チームスピリットはお客様が1400社、30万人以上になっていて、その増加スピードに対してカスタマーサクセスの人員が追い付いていないことが苦しいところですね。
今はお客様に対して、1対Nのアプローチを工夫をする一方で、深くアプローチできる方法を試行錯誤しながらやっていて、まだまだやりたいことは山ほどある状態です。
興味ある方は、是非ご応募を!!(笑)

Ogishima

今チームスピリットは、組織の歯車ではなく、1人1人が裁量と責任を持って仕事をしている状況です。
今後どんな未来を築いていきたいですか?
また、その実現に向けてどんな人と働きたいと思いますか?

CS:Matsuda

「ERPのフロントウェアや働き改革プラットフォームと言えば”TeamSpirit”ですよね」、というブランディングや市場での立ち位置を明確にして、一番になっていきたいですね!
まだまだ足りないものがたくさんあって、出来上がっていない状態なので、そこをポジティブに捉えて、自ら旗を振って物事を進めてくれる人と一緒に働きたいです。

QA:Namai

エンタープライズ市場を攻めていく上で、お客様の求める性能要求が上がりますし、前例がないことがこれからも膨大に起こる可能性があります。やりたいことは決まっていても、アプローチは様々あるので、一緒に模索したり、議論したりしながらより良い解を見つけていくことが必要になっています。チームスピリットでは、QAエンジニアがやっていること自体がイノベーションであり、創造的な仕事なんです。
知識やスキルよりも、新しいことに挑戦したい、より良いものを創っていきたいというマインドがベースにある人が仲間になってくれたら嬉しいです。

Ogishima

チームスピリットは会社として、QAエンジニアに対して高い期待を持っていて、ポジションとしてリスペクトしていますよね。

QA:Namai

はい、テストはみんなでやるという認識が社内にありますね。

経営企画:Akira

TeamSpiritは、1400社・30万人に利用して頂いていますが、SaaSでこれほどの規模に提供で来ているプロダクトは世の中にそうそうないです。
今は次なる成長に向けて挑戦しようとしているステージで、だからこそ苦しんで、もがいている状況ですが、そこを乗り越えた先にある新しい成長や、登った先に見える景色が今から楽しみで仕方がありません!
コアバリューである「Re-start up ~毎日スタートアップ初日に戻り、未知を探索する~」の通り、改めてスタートラインに立って、成長を実感できるフェーズであり、とは言え、自分以上に、チームで登っていく楽しさを味わえます

Ogishima

まさに、コアバリューの”TeamSpirit”ですね。

経営企画:Akira

そうですね。
そう考えると、自分の庭だけでなく、隣の庭まで掃除する気がある人に入ってきて欲しいですね(笑)

Ogishima

最後に、今、チームスピリットで活躍している人ってどんな人ですか?一言ずつ教えてください。

経営企画:Akira

視点広く持っている人!

CS:Matsuda

受け身ではなく、自分で考えて自分で動ける人!!!

QA:Namai

旗を立てる、旗を持てる人!

お忙しい中、沢山の方にご参加頂き、本当にありがとうございました!!少しでもチームスピリットの雰囲気をお伝え出来ていれば幸いです。沢山のご応募、お待ちしております!!